キッチンは毎日使うため、見た目だけでなく機能性に優れたものが良いですよね。
壁向きキッチンは、リビングとの一体感を出しにくい、狭く感じてしまうなどのデメリットがあるという噂を耳にするかもしれません。
しかし、実は壁向きキッチンにも、多くの魅力的なメリットがあります。
そこで今回は、壁向きキッチンのメリット・デメリットを具体的に解説します。
□壁向きキッチンはどんなキッチン?
壁向きキッチンとは、その名の通り、キッチンが壁に面しているタイプのキッチンです。
対面式キッチンと比べて、リビングとの一体感は薄れますが、その分、集中して料理に取り組める空間を確保できます。
*壁向きキッチンのメリット
1:リビング・ダイニングが広くなる
壁向きキッチンは、対面式キッチンと比べて、キッチンが壁に沿って配置されるため、リビングやダイニングスペースを広く確保できます。
特に、コンパクトな間取りの住宅では、空間を有効活用できる大きなメリットとなります。
2:窓があるキッチンにもおすすめ
壁向きキッチンは、窓際に設置しても、作業スペースが窓に面しているので、外の景色を眺めながら料理を楽しめます。
また、換気もスムーズに行えますよ。
3:集中力が高まる
壁向きキッチンは、背面に壁があるため、リビングやダイニングの状況に気を取られることなく、料理に集中できます。
テレビや家族の会話などが気になる場合は、壁向きキッチンの方が集中しやすいですよ。
4:収納スペースを充実させやすい
壁向きキッチンは、壁面に収納棚やカップボードを設置しやすいので、収納スペースを充実させやすいという特徴があります。
*壁向きキッチンのデメリット
1:リビングとの一体感が薄れる
壁向きキッチンは、対面式キッチンと比べて、リビングとの一体感が薄れてしまいます。
そのため、家族とのコミュニケーションを重視する場合は、注意が必要です。
2:狭く感じる場合がある
壁向きキッチンは、対面式キッチンと比べて、キッチン空間が狭く感じられることがあります。
特に、キッチンが小さい場合は、圧迫感を感じてしまう可能性があります。
3:収納スペースの確保が難しい場合がある
壁向きキッチンの場合、収納スペースを確保するために、壁面に収納棚やカップボードを設置する必要があります。
しかし、壁面が狭かったり、窓があったりする場合には、収納スペースを確保するのが難しい場合があります。
□壁向きキッチンの間取りづくりのポイント
壁向きキッチンを採用する際は、間取りの設計段階から、いくつかのポイントを意識することが重要です。
1:料理中の動線を意識する
壁向きキッチンでは、作業スペース、シンク、コンロ、冷蔵庫など、それぞれの動線を意識して配置することが重要です。
特に、作業スペースは広めに確保することで、快適に料理を進められます。
2:キッチン前の壁面を有効活用する
壁向きキッチンの壁面は、収納スペースや飾り棚として有効活用できます。
収納棚を設置することで、キッチン周りの整理整頓がしやすくなります。
また、飾り棚を設置することで、おしゃれな空間を作れますよ。
3:ダイニングスペースもイメージしておく
壁向きキッチンを採用する場合、ダイニングスペースとの位置関係も重要です。
ダイニングテーブルの大きさや配置、椅子の種類などを考慮して、キッチンとのバランスを考えましょう。
4:生活感を隠せる工夫をする
壁向きキッチンは、リビングからキッチンが見えにくいというメリットがありますが、同時に、生活感が隠れにくいというデメリットもあります。
そのため、収納スペースを充実させたり、オープンシェルフに収納アイテムをディスプレイしたりすることで、生活感を抑え、スッキリとした空間を作れます。
□まとめ
壁向きキッチンは、リビングとの一体感を重視するよりも、料理に集中できる空間を確保したい方におすすめです。
壁向きキッチンのメリット・デメリットを理解した上で、間取りの設計段階から、それぞれのポイントを意識することで、快適でスタイリッシュなキッチンを実現できますよ。
当社は、お客様のご要望を最大限取り入れた家づくりを行っております。
キッチンにこだわりがある方も、ぜひご相談ください。