当初は8月末に行う予定でしたが台風の影響で延期となりました、鎌ヶ谷市W様邸上棟餅まきを無事に行うことが出来ました。 W様、おめでとうございます。そしてご協力ありがとうございました。 現在上棟餅まきを行う方も減ってきていますが、餅まきという儀式の事を少しご紹介させていただきます。 餅まきとは、家を建てる際に行う「上棟（じょうとう）」の工程が無事に終わったことを祝い、完成に向けて工事がうまくいくように祈願する行事のことです。

そもそも餅まきは、家にふりかかる災いを払うために行われていた儀式と伝えられてきました。いまも昔も、家を建てることは富の象徴です。ただその象徴には厄災がふりかかると考えられており、餅まきは、神様にお供え物を献上してその厄災を祓ってもらうための習慣だったのです。それが派生し伝統として受け継がれ、いまは「上棟式に餅まきを行う」という習慣に変わっていきました。そして現代では、近隣住民に餅をまくことで「みんなにも福を分ける」といった意味や、工事中にお世話になったことへの感謝を表すといった意味合いが含まれているようです。 お餅も四角い餅は餅まきの際に当たってしまうと痛いうえに、角が立つという言葉を連想させることから、丸餅をまきます。そしてそのお餅は、焼くという行為が火事を連想させると考えられているため、焼かずに食べるのがマナーだそうです。

色々な決まり事もある餅まきですが、ご近所の皆様との交流の場になることが一番大切なのかな、と個人的に思いました。
当日は開始時間前からご近所の皆様がご家族でいらっしゃってくださりました。通行の邪魔にならないように端の方に並んでくださったりとご協力いただきありがとうございます。 お餅まきの最中は皆様笑顔でとても和やかな雰囲気でした。自転車のヘルメットでキャッチするお子様がいたり、「こっち、こっち！」と大きく手をあげてお餅をキャッチする方もいらっしゃいました。

短時間ではございましたが怪我無くお餅まきを行うことが出来てよかったです。 私はスタッフとして携わらせていただきましたが、このような素晴らしい行事に参加させていただけて嬉しく思います。

次は構造内覧会を行う予定です。工事中でしか見ることの出来ない高気密高断熱住宅の中身を公開いたします。実際に体感していただけるチャンスですので、内覧会にもぜひお越しください。