個性的な空間作りに興味があり、家づくりを検討している、こだわりのあるあなたへ。
「通り土間」を取り入れた間取りのメリットとデメリットを知りたい。
間取りのアイデアを探している。
そんな悩みをお持ちではありませんか。
この記事では、通り土間の魅力や、間取りのアイデア、メリット・デメリットを詳しく解説します。
あなたの理想の住空間を実現するためのヒントになれば幸いです。
通り土間とは?
現代住宅では、玄関や勝手口の床部分をタイルやコンクリートで仕上げた「土間」が一般的になりつつあります。
その土間を廊下状に伸ばしたものを「通り土間」と呼びます。
通り土間は、玄関から他の部屋へ靴を履いたまま移動できる空間となり、生活動線をスムーズにするだけでなく、空間デザインの幅も広げます。
1:土間とは
玄関や勝手口から奥の床面は地面から数十センチ上の位置に床組みをして高く上げているのが一般的です。
玄関や勝手口の床部分は、もともと土のままの空間だったため「土間」と呼ばれ、土足で歩くことができます。
現代では、タイルやコンクリート仕上げが主流です。
2:通り土間とは
この土間を住宅の奥へ廊下状に伸ばしたのが「通り土間」で、玄関や勝手口から入って靴を脱ぐことなくそのまま奥まで出入りできる空間を指します。
通り土間を通行目的メインで設けると、隣接したスペースにアクセスしやすい動線がスムーズな間取りになります。
テーブルなどを置ける広めのスペースとして設けると、来客対応をしたり、家族で趣味を楽しんだりできるフレキシブルな空間のある間取りになるでしょう。
通り土間のある間取りアイデア
通り土間は、玄関とキッチン、庭、駐車スペースなどを繋ぐ動線として活用できます。
また、二世帯住宅においては、空間を分離する境界スペースとしても有効です。
さらに、リビングやダイニングと一体的な空間にすることで、開放感あふれる空間を実現することも可能です。
1:玄関とキッチン・勝手口をつなぐ動線
最もベーシックな通り土間となるのが、玄関とキッチンをつないだデザインです。
特に、食材の買い出しや料理の際に、土足のままキッチンへ移動できるため、使い勝手の良さが魅力です。
キッチンを独立させて通り土間と一体化させるのか、それとも「LDK」にして、通り土間を通路として分離させるのか、2つのパターンが考えられます。
2:玄関と庭(ガーデンスペース)をつなぐ動線
一戸建て住宅では、リビングから庭へ出入りする動線が一般的ですが、通り土間を活用することで、玄関と庭を連結できます。
靴を履いたまま、庭へと移動できる空間が創出され、ガーデニングやアウトドアを楽しむ際に便利です。
3:玄関スペースと駐車スペース(車庫)をつなぐ動線
玄関も駐車スペースも前面道路方向に計画されることが多いですが、通り土間でつなぐことで、デザイン性も兼ね備えた機能的な空間となります。
特に、雨の日や荷物が多い時などに、玄関から車まで濡れずに移動できるのは大きなメリットです。
4:二世帯居住空間を分離する境界スペース
二世帯住宅では、壁などで生活スペースを完全に遮断してしまうのではなく、「通り土間」を上手に配置することで、二世帯空間を分離することができます。
視覚的には空間のつながりがありますが、生活行動上は通り土間にて区切られた空間となるため、プライバシーを保ちつつも、家族間のコミュニケーションを取りやすい環境が実現できます。
まとめ
通り土間は、生活動線をスムーズにし、空間デザインの幅を広げる魅力的な空間です。
玄関とキッチン、庭、駐車スペースなどを繋ぐ動線として、あるいは二世帯住宅の境界スペースとして、様々な間取りアイデアで活用できます。
通り土間を取り入れることで、個性的な空間を実現し、快適な暮らしを実現できる可能性があります。
ただし、汚れやすいなどのデメリットもありますので、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な間取りを検討しましょう。
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