業績連動型の給与システムであったり、歩合給制であったりと、毎月の金額はもちろん、年収ベースでも毎年変動が出る職業の場合、住宅ローンを考えるにあたり、慎重になるのは当たり前だと思います。
例えば先月手取りが40万だったのに、今月は30万という可能性だってあるわけですから、それはもちろん当然です。
【慎重になりすぎはNG】
何も考えずローンを組んでしまうのはどうかと思いますが、だからと言って毎月の収入が安定しないからと、あまりにも慎重になりすぎるのは、おすすめできません。
なぜなら、これは誰にでも言える事なのですが、「住宅ローンは慎重になりすぎたら組めない」ものなのです。
つまり、「住宅ローンが組めない=いつまでもマイホームは夢のまま」という事になってしまうのです。
【慎重になるより、シミュレーション!】
冷静に見ると、どんなに安定したお給料が頂ける会社に勤めていたって、会社が潰れてしまうかもしれません。
もしかしたら、病気になって働けなくなるかもしれません。
そう!毎月の手取り額が安定していないなんて、大した話ではないですし、毎月の収入が保証されていないのなんて、貴方だけの話ではありません。
だから、いろいろシミュレーションしましょう。
ここで注意したいのは、ネガティブ・シミュレーションではなく、ポジティブ・シミュレーションです!
例えば、収入が多かった月は、その多かった分を貯金しておく。
収入が少ない月が続き、住宅ローンの支払いが辛くなってきたら、その貯金から捻出する。
子どもが何歳になったら夫婦共働きをして、配偶者の稼ぎ分を住宅ローンに回すなど、リスクを乗り切る手段なんて、いろいろあります。
そのシミュレーションを元に、自分に合った住宅ローン商品を選んでいけば、失敗はしないと思いますよ。